函館記念 コースの特徴

【函館競馬場 芝2,000mの特徴】
函館記念レースコース
スタート地点は正面スタンド前直線の右端にある4コーナーのポケット。坂の頂上からのスタートで、直線半ばまで下り坂を走ることになる。1コーナーまでの距離は約475m。1コーナー手前から2コーナーにかけては緩い下り坂になっている。2コーナーの地点が函館競馬場の最低地点になっており、向正面直線は緩やかな上り坂。3~4コーナーはスパイラルカーブ。途中に坂の頂上(最高地点)があり、最後の直線半ばにかけて緩やかな下り坂。その後、ゴールまでは平坦になっている。函館競馬場は一般的に平坦コースと思われがちだが、このように実は起伏がある。芝コース全体の高低差は3.4mあり、中山、京都に次ぐ。ローカル競馬場では最大の高低差。仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンで、最後の直線距離はともに262m。前半の3ハロンの水準時計は重賞クラスも500万クラスもあまり変わらない。函館芝2000mの重賞といえば函館記念。中盤4ハロンのペースが条件戦とは雲泥の差となり、淀みない流れとなる。

【有利な脚質と枠順】
逃げ馬にとっては楽ではないコース。人気薄の逃げ切り勝ちは難しく、何かに差されやすい。力がある馬でないと勝ち切れない。ベストは先行しての抜け出し。普通の差し馬には不利で、最後の直線までに好位まで押し上げていないと厳しい。3~4コーナーで動き始めてのマクリ差しが要求される。上がりおよび全体の時計はかかり、函館記念では2分を切ることはめったにない。

【種牡馬成績】
洋芝に強いタイプを狙うのがセオリーで、かつてはサンデーサイレンス産駒がかなりの強さを見せていたコースだが、孫世代の実績はそれほど目立たない。一応アドマイヤベガ、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、バブルガムフェローが上位。トニービンやジャングルポケットらのグレイソヴリン系、デインヒルやチーフベアハートのダンチヒ系、ジェネラスやラムタラ、マリエンバードなどのニジンスキー系、カーネギーやオペラハウスなどのサドラーズウェルズ系がそれぞれ強みを発揮しており、中央場所の芝中距離とは一風変わった傾向になっている。

【クラス別水準ラップ(3F-4F-3F)と勝ち時計】
2歳OP特別・重賞(─)
3歳以上500万(35.4-50.3-36.7=2.02.4)
3歳以上1000万(35.2-49.6-36.7=2.01.5)
3歳以上準OP・OP特別(─)
3歳以上重賞(35.6-48.9-36.1=2.00.6)

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公開日:
最終更新日:2012/06/12